JFEテクノワイヤ株式会社

お客様の“知りたい”にお答えします

リバーボン1275 マルチスパイラル 早分かり

Q. リバーボン1275って何ですか?
A. どの高強度鉄筋よりも高い材料強度(=1,275N/mm2)をもつ最高グレードの高強度せん断補強筋です。 詳細は「商品情報」をご覧ください。
Q. 強度が高いと、どんなメリットがあるのですか?
A. 従来のSD帯鉄筋重量の約40〜50%の使用量で所定の耐震性能が確保できます。
また、帯鉄筋を細径化できるため鉄筋間隔が大きくなり、コンクリートの充填性が向上し、コンクリートのかぶりを大きくとることができます。

SD筋をリバーボン1275に置換えることで、せん断補強筋量を減らせます。

Q. マルチスパイラルとはどんな構造で、メリットは何ですか?
A. 外周と中子を連続して一体化(一筆書き)した工場製作の加工品です。
正確な配筋ができ、フック継手やフレア溶接継手が不要。フックが少なく、当社比で3〜5%程度の重量が軽減でき、過密配筋を防げます。溶接部がないため引張試験などの管理手間も省けます。 マルチスパイラル
配筋例
Q. 配筋作業は難しくないのですか?
A. とても簡単です。外周を「水平」にセットしてスパイラル筋を下げていき、所定のピッチで結束するだけでOK。
例えば、鉄道の高架橋柱の施工時間を比較すると、 従来のSD筋が柱1本あたり約2.5時間かかっていたのに対し、マルチスパイラルなら約1.2時間で済みます。工事区間の柱が10本あるとすると1.5日間もの工数が削減でき、昨今建設現場で叫ばれている人手不足の問題にも大きく貢献することができます。
Q. 新幹線の高架化工事の実績はあるのですか?
A. すでに豊富な実績があります。詳しくは「新幹線 高架化工事 採用実績」をご覧ください。

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