特徴
JIS G 3502 SWRS 87Aピアノ線材の不純物を減らすことで、ピアノ線規格SWP-Bを超える引張強さ(N/mm2 )を実現した高強度ばね用ピアノ鋼線(SWPC)は自動車の重要保安部品の内蔵スプリングに採用され、高い評価をいただいております。
耐食性を要求される部位にお使いの場合には、溶融亜鉛めっきを施したばね用亜鉛めっき鋼線があり、ピアノ線の特性に加え耐食性と美麗性を兼ね備えることにより、ばね製品の後めっき工程が省略されコストダウンに多いに貢献いたします。
高強度
・ばねの軽量化が可能になりました。
加工性
・伸線時のひずみ時効を低減し、高靭性を確保、デラミネーションの発生を抑制しています。
また、合金層の生成を極力抑えることにより加工性も向上します。
耐食性(亜鉛めっき鋼線)
・溶融亜鉛めっき中の特殊表面処理により、伸線加工後のめっき膜が均一かつ平滑化されるため、耐食性が向上します。もちろん後めっき工程が不要となります。
耐疲労性
・高強度により高疲労強度を実現しています。
製品認定・認証
・商標登録 SWPC
用途
自動車、機械、家電製品などの各種スプリング(ばね)素材など